はじめに
英会話を習得する目標と方法を決めること、そして日常の生活習慣も見直しましょう。
この要点
1.日常生活の改善に心がける、メモを読まない
2.何のために英会話を習得するのか、目的をはっきり持つこと
3.英会話を習得するレベルの目標を定める
4.学習方法にぶれのないこと
1.日常生活の改善に心がける
主なものは
➀相手ときっちりと向き合って話をする
日本人は何故か他人と話をするとき、下を向く、やや横を向くなど相手の正面を見ない傾向があります。
目をそらします。なにかおどおどした感じがします。
そして、何かまとまったことを人前で話すとき、紙に書いた文字を読んでいます。
もっと心安く話をする癖を付けましょう。
日頃から心がけましょう。
②少し微笑みを浮かべる気持ちで、上の歯を見せる話し方に心がける。
テレビなどで英米人が話をする時の口元を見て下さい。
ほとんどの場合、上の歯がみえる話し方をしています、出っ歯でないのに。
日本語と異なり、英語は子音が多く、大きく口を開けなければはっきり発音が出来ないからです。
特に、英語は腹から声を出す(地声)ことに心がけましょう。そして、口角を上げる必要があります。
日本語を話すときは喉と、口をやや絞った感じで話をします。この話し方は、言葉(音)のトーンが高めになり、かん高く聞こえます。
英語は日本語と同様の話し方では、聞き取りにくくなります。
また「話しづらい」感じになります。
③自信を持って、
大きな声で話をするようにします。恥ずかしがらない。
日本人は声が小さい。堂々とした感じがない。自信のない状態に受け取られがちです。
④気さくに
気楽に他人に話しかけるように心がける。日本人に対しても日頃から心がける。
⑤背を伸ばして
真すぐ向いて歩くことを心がける。
なぜかうつむき加減で歩いています。
――昔からよく言われます。眼鏡をかけた、小柄でカメラ持ち、下を向いて歩くのは日本人だとーー
⑥本来の日本語を話す
必要以上にカタカナ英単語や造語を混在させて話をしないように心がける。
英語を話しているときに、つい、うっかりして造語などを使うからです。これを防ぐためです。
英会話が出来る人はこのようなことはしません。
⑦主語と動詞をはっきりさせた話し方をする
日本語はかなり「曖昧」です。よく主語のない話し方をしています。この状態で十分会話が成立しています。
しかし、
英語は主語と動詞がはっきりした言語です。
そして、単語の並ぶ位置で文がなりたっています。
2.何のために英会話を習得するのかという目的をはっきり持つこと
目的によって習得する英会話に必要な言葉の種類や範囲がはっきりしてきます。
最初は必要なことだけを習得することです。
日本人は漠然となんでも取り込もうとする傾向があります。
成人になると、物事を覚えにくく、すぐ忘れます。覚えることは必要最小限にする。
目的は?
仕事のため、上級職を目指すため、外資系の会社に転職する、英語にかかわる仕事をするなど。
その他、日常会話習得は:教養、留学、移民、一人・ボッチ外国旅行、外国人の友人を作りたい、など。
3.段階的な目標を定める
初めから英会話「ぺらぺら」の状態にはなれません。
ただ漫とやっていては会話力が向上しません。
例えば次のような行動はNGです
英会話習得を始める時、最初から日本にある英会話スクールなど行かないこと。英語ネイティブなどの他人から教えてもらわない。これらの行動は、私の経験から、ほとんど会話力がつきませんでした。
目的:
日常会話を訓練する・・・目指すものが何であれ会話の基礎力(知識ではない)が必要である。
1.簡単な英会話力を訓練しながら、英語ネイティブに通じる発音に矯正する
方法:簡単な日常英会話のマニュアル本、この付属のCD音声の完全物まねによる。口と耳のみを使用する文字は見ない、読まない。
2.まずは、英検3級程度以上の日常会話力を習得する・・・色々な場面を想定した日常英会話マニュアル本の付属CD音声の物まねによる。口と耳のみを使用する文字を見ない、読まない状態で。
英会話カフェなどを利用して対人恐怖症をなくす、英会話力のブラシアップをする。
ある程度の会話が身についた状態で、基本的な発音と口の形、動かし方を独学でマスターする。など、
3.仕事に役立つ英会話を習得するなど。
その場に応じて考える。
特に、英文字と発音の関係を明確にする。カタカナ読み・発音の矯正をする。
注意:
発音は修正ではありません、矯正です。口と耳を使って。
英語発音が身についていないと、いくら練習を重ねても話せません。聞き取れません。
However, it is not easy to continue! Go for it!
しかし、それ(継続)はたやすくないよ! でも頑張れ!