最初に発音矯正を行うことにした私の動機
私の英会話習得の最初の経験をお話ししたいと思います。
私が英会話に取り組むことになったキッカケは、会社員の時に、半強制的にアメリカ人との会議に出席させられたことです。
発音のあまりの違いに驚きました。まるで「おきょう」」を聞くようで、「大阪、東京など」の固有名詞以外は、全く言葉が拾えなかった記憶があります。
その後、何回か仕事の打ち合わせに来日したアメリカ人を交えた会議に同席しました。
そして、生まれて初めて、アメリカ人に英語で仕事の話をしなければならなくなりました。
この時、英会話のできる課長から最初に指導されたのが、発音矯正でした。
あまりにも学校で覚えた英語の発音との違いに困惑し、驚きました。
会議の終りにあるアメリカ人に[Where are you going to go now?]「これからどこに行くのですか?」と聞いたら、彼は[National.]「ネアショネウ」と言いました。(注参照)
「アイスイー」と答えましたが、その時は分からなかった。後になり、ナショナル=松下電器=今のパナソニックだとわかりました。
このあまりにも違いすぎる発音にショックを受けたことも鮮明に思い出します。
これが私の英語の発音修正などを行うことになった動機です。もちろん目的は仕事のためにです。
(注)「ネアショネウ」の「ア」はびっくりのア[æ]です。びっくりした時に「エ」と言いますが、この口の形で、「ア」と発音する。「a 」の発音は4種類ありますが、この中でもこれは日本人が不得意な発音の一つです。
例えば、and, apple, hut、Japanなど。
最後の[L]はルではなくて、「ウ」と、発音します。
英会話に対する私がやったことは、
・「アクセントの確認」
・「英語のカタカナ読み発音=ローマ字読み発音の矯正」
・簡単な「単語間の繋がりと省略形」
・簡単な「日常会話=学校に行く前に習得する簡単な会話フレーズ」などの練習でした。
これらは英語ネイティブの子供(=アメリカ人の子供)が親などから必ず教えられる基本の日常会話です。
これらの作業は、4~5年間続きました。そしてアメリカ人との会議が終わり、しばらく中断しました。
現在はいろいろな教材がたくさん市販されていて、あまり苦労せずにネイティブの子供が習得する英語が容易に入手できるようになっていますね。
これらの中で私が推奨するのは、次のものですね。
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「アクセントの確認」は、英語らしさの高揚のある会話をするために非常に重要です。
私の英会話発音矯正・練習のやり方・まず単語から始めた
発音修正は中学校1・2・3年生で習う動詞と、名詞が中心でした。
なぜ動詞と名詞の発音なのか?日本語と英語は、語順が異なり、日本人は動詞を聞き逃すためです。これを逃すと、意味不明になります。特に意識する必要があるためです。
名詞は、発音の特徴が区別しやすいためです。この2点の発音をしっかり身につければ、その他の単語はおのずと出来るようになります。
これらの単語は、特徴別に分類して、英文のテキストを翻訳ソフトに入力して、読み上げてくれる音(音声合成音)をICデコーダーに録音し、その通リに声を出して繰り返し復唱しました。
耳と口を使う方式です。よく使う基本英単語は、意識せずに修正した発音が口をついて出てくる状態になるように練習した。
固有名詞などは、英語の発音で覚えることに専念しました。
これらの方法は、「カタカナ英語発音」から脱却して、「初めて出会う外国人に英語が通じるようにするために重要です。
発音矯正が出来てくると、相手が話す英語がなんとか聞き取れる、わかるようになります。
まとめ
英会話初心者の、私が始めたこと。
(1)最初に発音矯正を行うことにした。
なんとしてでも、英語ネイティヴの人にに通じるようにするため。
(2)会話で使用する単語は、中学必修英単語を基本としたこと。
(3)必修英単語の動詞と名詞に着眼し、簡単な短文を作り、翻訳ソフトの「音」で文として、反復練習をした。
出来るだけ早く基本語の多くの発音を身に付けるため。
(4)日本語となった外来語は本来の英語の発音を確認して使うことに努めた。難解な意味の英単語は除外した
Ah, I wrote something silly again!
あ~アまたくだらないことを書いてしまった。